秘密のテクニック
説明書等に載っていないようなテクニックを紹介します。
秘密といっても大したことはありません。
まず知っておいて欲しいのは敵地でのボール保持可能時間です。
敵地でのボール保持可能時間
敵地でのボール保持可能時間は名の通り敵地でどれだけボールを持っていられるかと言うことです。
ドッジボールは普通、ボールを持ったまま敵地にはいるとボールを手放し、相手に渡さなくてはいけません。しかしこのドッジでは特別ルールがあります。
1.敵地の空中(陣地内の地面あるいは水に着いていない)であればボールを手放す必要はない。(日本ステージでは例外があります)
2.敵地の地面あるいは水に着いている時は速やかに自チームコートに戻ると共に、持っていたボールを2,3歩で手放さなくてはいけない。
3.合体中のボール保持者は自コート以外の場所で地面あるいは水に着いたとき、即刻ボールを手放さなくてはいけない。
要は空中ならばボールをいくら持っていてもかまわない、敵地を走っているときはボールを2,3歩で手放さなくてはいけない、合体中は自コートから出た場合(空中は関係しない)すぐにボールを手放すということです。
上の文章で鍵となるのは「2,3歩」です。この2,3歩歩いてボールを手放すまでの時間(=ボール保持時間)を覚えましょう。
大体ボールを持っているキャラに操作権マークがあると思います。この保持時間中、操作権があるならば何でも出来るのです。シュートをしたりパスをしたり、ハイジャンプ必殺シュートをしたり...です。
この保持時間を応用するとロングジャンプで敵の後ろに回り着地、ボール保持時間中にシュート、ダイビングジャンプを使って急いで自コートに戻るという戦法が出来ます。安全で使いやすいのではないでしょうか。
ボール横取り
コンピュータ・フランスはシュートのターゲットになったキャラに向かって外野をロングジャンプさせて、その外野キャラがボールを奪っていきます。これに似たようなテクニックが出来るのです。(以下黄色の矢印で示されたキャラに注目。敵のプライバシーを守るために画像を加工しております)
いくぞーー!!
自キャラがシュートを打ち相手が食らったとします。食らったときボールの動きを見ると、当たってちょっと上昇して地面につきます。この間にボールを奪えばいいのです。ボールを奪うにはそのボールが、1.空中で、2.誰もにも保持されていない状態の時、選手を近づければ取れます。
操作権移動 とうっ!!
自キャラのシュートがヒットすると、自分の操作権マークが大体外野ポジション5,7に移動します。その操作権移動後すぐボールに向かってダイビングジャンプすればボールを奪えます。
キャーッチ 略奪完了!
操作権の移動がどちらに行くかというとおおよそ、ボールの近い方にいきます。そうするとダイビングジャンプの方向が計算できると思います。このダイビングは上あるいは下ボタンのみではなく左右の要素を入れるとより遠くへジャンプできます。
またボールがバウンドするステージではバウンド中も、この方法でボールを奪えます。ボールが低い位置にあるとキャッチできませんが、アタック(ジャンプ中L+Y)で強引に外野へ出すことも出来ます。
ボールが着地しているときは以下の図を使って説明します。
ほしーなー... とう!
フハハハハ!
ちょっと図形問題みたいな表現ですが...。ボールからコートのサイドラインに垂線を引きます。斜めからのダイビングでボールを越えてその垂線の延長線上に着地します。ポジションに帰る途中、2,3回Bボタンを押してボールを拾えるので着地しているボールを取ることが出来ます。
ポイントはボールを越えて垂線の延長線上付近に着地ですが、ボールを大きく越えてはいけません。ダイビング着地後は規定ポジションまで勝手にまっすぐ走るのでその走る軌道上付近にボールがないと取ることが出来ません。
図ではボールを取ってパスをしてますが、ジャンプパスにした方がいいです。パスをする理由はもちろんボール保持時間に制限ががあるためです。
ボール横取りの技術はかなり使えます。ダイビングジャンプ必殺シュートのタイミングを6,7ぐらいにしておけばボールを奪って必殺シュートということも出来ます。
下ボタン+シュート
自コートが左の時、左の敵外野に向かってダッシュします(アングル固定ダッシュではありません)。この時、普段のダッシュ必殺シュートのタイミングでシュートを出しても必殺シュートにならないのですが、シュートが出る前(シュートボタンと同時かもしれません)に下ボタンを押すと、敵内野に向かって必殺シュートが出ます。
本来は敵内野に向かってダッシュ=右にダッシュしてダッシュ必殺シュートが出るのですが、この方法を使えば左ダッシュからでも必殺シュートが出るのです。返されやすいので余り意味はないのですが。
予約シュート(基礎知識編)
必殺シュートの出る条件は人為的なものと状況が絡んできます。人為的なものは設定です。ダッシュのタイミング3とかハイジャンプのタイミング5などです。対して状況というのはシュートターゲットがいて、シュートターゲットになっているときのことを言います。この2つをクリアして必殺シュートが出せるようになります。
状況はそろっているのにタイミングが合わないから必殺シュートにならないのは当然です。タイミングがばっちりなのに状況が駄目なときも出ません。
状況についてもう少し言います。シュートターゲットがいるというのは敵内野に敵(シュートターゲット)がいることです。敵が自コートにしかいない場合など(必殺シュートで全員吹っ飛ばされたときなど)はシュートターゲットがいないと言うことなので必殺シュートが打てません。
相手が内野に一人いても避け(Bボタン等での避け)をしていると、避けているキャラはシュートターゲットにならないので必殺シュートが出ません。コンピュータ・インドは全員で避けます。人為的条件がそろっても状況がそろわなくて必殺シュートが打てない典型的例です。
ここで必殺シュートの出る条件を話した理由はもちろん重要だからです。これを理解した上で本題に入りましょう。
上に挙げた必殺シュートの出る条件を満たしても、出せないときがあります。
ブラジルステージで、この条件を満たしてシュートボタンを押してシュートが出るまでの間に鳥に捕まってシュートがキャンセルされた、
フランスステージでこの条件を満たしてシュートボタンを押してシュートが出るまでの間に縦噴水によってシュートがキャンセルされた、
いろんな地形で起こるのですが、ジャンプの必殺シュートでこの条件を満たしてシュートボタンを押してシュートが出るまでの間に地形が盛り上がってきたので着地してしまいシュートがキャンセルされた等です。
このように条件を満たして、何らかの理由で必殺シュートがキャンセルされ、さらにキャンセル後ボールを手放さなかったとき、実はこの次に打つノーマルシュートが先にキャンセルされたはずの必殺シュートになるのです。
先にキャンセルされた必殺シュート(以降、予約シュートと呼びます)は予約をするのに、必殺シュートの全ての条件(人為的,状況)を満たす必要があるのですが、予約後は状況の条件さえ満たしていればいつでも予約されたシュートが出せます。
予約シュート後、もし他のシュートタイミングで必殺シュートを打つと予約がキャンセルされ、そのタイミングの必殺シュートが優先されます。上の文章を見れば解りますが手放す(パス等をする)と予約が無効になります。
此処までの説明では必殺シュートをキャンセルするのに地形という不確定な要素を用いているので使えそうにないと感じます。しかし確定的要素=人為的なキャンセルができるのです。
予約シュート(基本編)
人為的に予約キャンセルをする方法を教えます。基本操作で若干ふれていますが、合体指令:トップマンを用いることで予約キャンセルが出来ます。
まず必殺シュートの出る条件(状況)をそろえます。
そしてトップマンを必殺シュートの出る条件(人為的条件)=必殺シュートの出るタイミングで投げます。これだけで予約が完了します。
予約したい必殺シュートを一番投げやすい:予約しやすいタイミングで付けておくのがいいでしょう。
基礎知識編での考え方を使うと、必殺シュートの出る条件を全て満たしているにも関わらす、トップマンがいるせいで必殺シュートがトップマンを投げるということにキャンセルされた。しかしキャンセルされた必殺シュートは予約されたのであった。こんな感じでしょう。
難点としてはトップマンの合体指令によって予約シュートを狙っていることが悟られてしまいます。予約シュートをすればパスはしない(パスをすると予約が消される)ので予約したキャラのシュートを警戒すればいいと思われてしまいます。
この予約シュートの使い道としてはトーテムポール(全員ボトムマン)でジャンプして、高空から速い必殺シュートを狙うとか、上の難点を逆利用して移動指令でロング,ダイビングジャンプのキャラにパス−必殺シュートが狙えます。
またダッシュ中にトップマンを投げた後、微妙にダッシュが残ります。ダッシュ予約シュートの為、ダッシュ中にトップマンを投げ(これで予約完了)、微妙なダッシュの残りで予約シュートをそのまま投げてしまうというのも面白いのではないでしょうか?
予約シュート(応用編)
上の方法では予約シュートが読まれます。余り使えないなあと思っていた矢先、いい方法を見つけました。先のやり方の場合持っている必殺シュート全てに予約が出来るのですがこの予約シュートは5,6個ぐらいしか予約できないのが難点です。
ハイ,ロング,ダイビングジャンプ必殺シュートのタイミングはジャンプの高さに関係します。タイミングが1から10まであるので、ジャンプ軌道を10等分して出るタイミングが決まると考えますが、実は違うのです。シュート可能なタイミングは3から7ぐらいなのです。
しかし7あるいは8にして着地すれすれでシュートボタンを押すと着地によって必殺シュートがキャンセルされ、必殺シュートが予約できるのです。
敵地に各ジャンプで乗り込み、着地予約シュートで予約(ここまで写真左)、帰り際のダッシュで予約したシュートを出して(写真右)ダイビングで逃げるという戦法が有用です。写真(右)では必殺シュートを出しているのが解らないかもしれませんが、「圧縮シュート」の名前が出ているので予約シュートが成功していることが明らかです。